Archive: 2015年04月  1/1

「どんぐり姉妹」

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小説の主人公にありえない名前はよくあることだけれど、「どん」と「ぐり」の姉妹は非現実感が極まっている。これはある種のファンタジーですよ,とはっきりさせておきたいのかな。よしもとばななさんらしい作品で読み終えると気持ちがふわっと軽くなった。心に残る一節はこれ。「みんなたわいない会話をしたくてしかたないのに、一人暮らしでできなかったり、家族の生活時間帯がばらばらだったり、意味あることだけ話そうとして疲...

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1111円

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夕飯の材料で少し足りないものがあったので散歩がてら、いちばん近いスーパーにいった。目当ての物以外にも手が伸びて数品がカゴに。「1111円です。あらっ!」と機械を見ながらレジの女性が笑顔に。11円の小銭を財布から出しながら、私も「なにかいいことあるかも?」と楽しい気分で言葉を返した。...

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「壊れた自転車でぼくはゆく」

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作者は市川拓司。せつない恋のお話。女性の主人公が男性が好みそうな性格に描かれている。一言も不平不満を言わず夫を信じてついていく・・・。なかなか難しいのでは、と現実的な感想をもつのは野暮か。...

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ひとひらの花びら

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思い立って満開の児童公園でお昼を食べた。小学生らしき女の子が四人で遊んでいた。そのそばのベンチでお弁当を広げる。見るともなく見ているとそれぞれの個性がよく分かる。リーダーシップをとる子、その子の意をくんで動く子、全く気にせず自分の思うままに動く子。子どもたちはこの私などに関心がないから素の顔を見せているのだろう。ときおり強い風が吹いて桜が舞う。視線を下げたらひとひらが筍ご飯の上に。待ちわびた春だ。...

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3月末に開花したものの、晴天に恵まれないまま散り始めてしまった。露店ひやかしながらそぞろ歩きしたかったが、買い物の行き帰りの道の桜を眺めるだけで終わりそうだ。...

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4月1日

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誰をだましてやろうかと思いを巡らすこともなくふだんと変わらぬ一日を過ごした。新しい出発の日に関わるニュースが流れる。自分も区切りをつけて踏み出そうという気持ちになる。...

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