2014_09
26
(Fri)08:46

ほのかに

昨日金木犀のつぼみがわずかに顔を出しているのに気づいた。
今朝の新しい空気にはもうあの香りが混ざっていた。
薄い黄色が濃いオレンジ色になるのも間近のようだ。

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2014_09
23
(Tue)20:40

秋分の日

一昨日、とても気温が上がった。
しばらく耳にしなかったセミの鳴き声が聞こえた。
昨日も今日も気にしていたが私は気付かなかった。
この辺りに仲間はほとんどいないようだったが、
あのセミは、すべきことをし終えただろうかと思い返す。


2014_09
16
(Tue)21:58

「山女日記」

港かなえさんの小節。
ミステリーではない。
山好きな若い女性がいろいろ登場し
自分の明日を探して山に登る・・・といった話。
揺れ動く気持ちの描写に魅かれて一気に読み終えた。
2014_09
13
(Sat)22:12

幕引き

知人が所属する音楽サークルの演奏会案内が届いた。
例年の定期演奏会と同じ体裁だったが、
サブタイトルに”ファイナルコンサート”とあった。
たしか結成は30年以上前だったと思う。
メンバーの入れ替えがほとんどなかった。
こんなに長く続けられたのは本当にすごいこと。
これが最後と宣言してのコンサートを開くとは
老いてなお美しい彼女たちにふさわしい去り際に思えた。
2014_09
11
(Thu)22:54

「ふくわらい」

西加奈子さんの作品。
主人公は書籍編集者の鳴木戸定という女性。
まるきど・さだという名前が象徴するような
非現実的な展開についていくのがたいへんだった。
だが最後の場面からは
自分の好きなことをして生きていこうよという
意外なほど普通のメッセージが浮かんできた。
2014_09
10
(Wed)23:35

ニワの思い出

今年もヤマボウシの実が色づいた。
これを好んだ鶏がいなくなったのに合わせるかのように、
花の数が減っていき、実もあの頃より少なくなった。
熟せば地面に落ちて、やがて色もあせていく。

綺麗そうな実を拾って「ぼちょ、ほら!」と呼べば
全力で駆けてきたことなど思い出す。
2014_09
09
(Tue)19:36

満月

今日は満月だそうだ。
中秋の名月の日と重なるとばかり思っていたら、
そういうことではないそうで。
台風が通り過ぎたので暗くなるのが待ち遠しかった。
午後7時、雲間からオレンジ色の月が見え隠れしている。
お団子は昨夜食べてしまったからお供えするものとてないが、
しばらくはテレビを消して中天に昇る月を目で追って過ごそう。
2014_09
08
(Mon)19:57

十五夜

台風接近で今夜は月見ができそうもない。
そういえばこの前、夜の空を見上げたのはいつだったろう。
旅先や高速道路の車窓からだったように思う。
自宅では映画やテレビ、Webサイトの映像・画像ばかりで、
ほんとうの月を見ないで過ぎていた。
雨の十五夜が気づかせてくれたこと。
2014_09
07
(Sun)21:49

伸子張り

今日観た映画に伸子張りをする場面があった。
ほんの短い時間だったが、
子どもの頃を思い出すのには十分だった。
仕立てた和服を全部ほどいて縫い合わせて洗って干す。
家事のひとつとして普通の主婦がそんな作業をしていた。
日常着として和服を着ることがなくなるにつれて、
家庭で洗い張りをすることも激減していったのだろう。
ちゃんと帯を締めて丈の長い割烹着で働き回る主婦の姿は
懐古の一場面としてならいくらでも見ていられるが、
現実にはそのような生活に戻れるはずもない。
2014_09
06
(Sat)23:11

季節の入れ替わりどき

この夏は身の置き所がないような暑い日は少なかった気がする。
もしかすると熱帯さながらの気候に慣れてしまったのだろうか。
ともあれ6時になるとあたりはやや薄暗くなり
すっかり日が落ちると虫の音が聞こえるようになった。

2014_09
05
(Fri)22:16

眼鏡店にて

「これをお作りになったのが6年前ですから、
 いいタイミングだったかもしれませんよ」
などど言われながら検眼してもらう。
乱視がひどくなってなんたらかんたらで
よくぞ壊されましたご来店大歓迎と店員さんは腕まくり、
ただいまキャンペーン中お買い得商品盛りだくさん、
次々にフレームを並べレンズのランクを説明する。
桁が違うのではないかと目をこすりながら、
ほどほどのところで手を打つ。
あとは10日先の出来上がりを待つだけ。

2014_09
04
(Thu)21:28

アリエナイ

何の気なしに眼鏡を椅子の上に置いて中座した。
用事をすませて部屋に戻って、どすんと腰をおろしてしまった。
まずい、と気づいたときには手遅れ。
片方のレンズが真ん中からきれいに二つに割れた。
未練がましく接着剤でつけてみたが、
中央に横線が入ってなんとも異様。
くううう、こういうあほなことするかね、まったく。