2014_05
22
(Thu)11:04

「昭和の犬」

姫野カオルコさんの直木賞受賞作品。

”あのときああすればよかった、そう思うことが人生にはよくあるが、
「ああすれば」という具体的な方法が思いつかないことも、よくある。
ずっとあとになっても、どうすればよかったのかわからないことが。
げんに二十代のイクも、六十代の清香も
「どうすればよかったのか」わからない。”

犬好きが深く同意したくなる箇所がたくさん。
ずっと犬への苦しい恋心を抱えているくらいなら、
あのときすぐに次の犬を探せばよかったのかと思う。

だがそうしていたら優柔不断な私のことだから、
違う思いに苦しめられていたかもしれないわけで、
片方が絶対によいというような選択はないということだろう。





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2014_05
10
(Sat)15:49

「想像ラジオ」

いとうせいこうさんの小説。

大震災を経験した我々へのメッセージが詰まった本。

想像の奥深い世界に分け入り、
かの人が発する周波数に目盛りを合わせる。

もう一度聞きたかった声が聞こえるかもしれない。